アクアリウムを初めてみたいと思ったあなた!まず浮かぶのはグッピーではないでしょうか。
尾ひれをゆらゆら動かして優雅に泳ぎ、色鮮やかで割とお手軽に買うことが出来るので誰もが知っている人気の熱帯魚ですよね。
ただし生き物ですので、基本的な飼い方や注意したい点についてしっかりと知ってくことは大切ですのでお話していきます。
元気で長生きできるように参考にしてみてください。
グッピーの基本的な飼い方
人気のグッピーですが、実は水質環境に敏感で病気になりやすい性質を持っていますので基本的な飼い方についてご紹介していきます。
先ず特特徴についてですが、オスとメスでは外見に大きな違いがあり、色鮮やかで大きなヒレを持っているのがオスで3~4㎝ほどの大きさです。
メスの見た目は地味でヒレが小さめですが体は4~6㎝とオスよりも1.5倍ほど大きいのが特徴です。
寿命は残念ながら短く2年以内で死んでしまう個体も多く、長寿でも3~4年ほどですので大切に飼っていきたいですね。
グッピーを飼うには先ずは水槽が必要になり、飼育したい匹数によりますが最低30㎝以上はあるといいですね。
次にフィルターにより水質環境を整えることが大切で、底面式フィルターやスポンジフィルター、外部式フィルターなど種類があります。
カミハタ 50Hz リオプラス 底面フィルターセットなど人気の商品です。
底砂を敷く事でバクテリアを繁殖し水質が安定しやすいので大磯砂やアルカリ性に傾く底砂がおすすめです。
2日ほど天日しカルキ抜きすることも出来ますが、テトラシリーズでカルキ抜きが売っていますので、購入しておくといいでしょう。
グッピーは水温が落ちても免疫力が低下し白点病にかかりやすく、高くても体調が崩れてしまうデリケートな生き物で、25度くらいを保ち、水質もPH6.5~8の範囲の調整が必要になります。
オートヒーターと水温計を準備しておくと良いですね、個人的にはやはりテトラは安心のブランドです。グッピーを多数飼うにはやはりエアーポンプやチューブが必要になります。
水をしっかりと循環し水温を一定に保つことが出来るので安心して飼うことが出来ると思います。ジェックスや水作など多数のメーカーから販売されていますので水槽に合わせて選んでみて下さい。
飼育セット(グラステリア 300)などもペットショップでは販売しているので初めての方はこちらが安心だと思います。
餌の主食は人工飼料(GEXグッピー元気)など専用の物がありますし、水質が濁ってしまうので時々、冷凍餌にアマムシやシュリンプをあげましょう。
食事は1日2回程度、3分以内に食べきるくらいがポイントで、食べ過ぎによる排泄物でも水質が濁ってしまうので少ないくらいがいいかもしれません。
水草はグッピーのストレス解消や水質向上にも役立ち、産卵や稚魚の成長にも必要ですので繁殖を考えている人には必要不可欠になります。
人気の水草はウォータースプライトやハイグロフィラが弱アルカリ性で育つので良いと思います。
慣れてきたら稚魚を育てて、どんどん水槽を大きくして、レイアウトにこだわりを抱きアクアリウムが楽しくなってきますよ!
グッピーは酸素なしで飼えるのか?
酸素が無くても手軽にグッピーを飼うことも出来ます。
ただし、水質を維持する事が大切ですので、匹数に対して水槽は大きく、水量を多くしてあげれば水中の酸素が多くなるのでポンプなしでも飼う事は可能です。
他にも水草(ウィローモス)は光合成で酸素を発してくれ、水質浄化作用もあるのでろ過の代用としてもおすすめですが、入れすぎは返って酸素を消費してしまうので注意しましょう。
最も重要なのが新鮮な水を交換し酸素濃度を保つ事で、1週間に1度のペースで4分の1の水を捨てて新しい水を入れ換える必要があります。
以上のように酸素が無くても、少なければ飼う事も可能ですので、自宅に合った飼い方でグッピーを楽しく大切に育ててみてくださいね。