リクガメをご存知の方はまだ少ないでしょうか?
爬虫綱カメ目リクガメ科の属するカメの総称で、名前の通り陸で生活しており、乾燥した草原やサハラ砂漠地帯や、荒れ地を好み住んでいるので日本では生息していません。
ペットショップで購入できるので是非見に行ってくださいね。リクガメの餌などについてお話していきますのでご覧ください。
リクガメの飼い方について
目を放したらすぐ会議始めるやん
バスキングライトの下だからあんまり長話すると死んじゃうぞ、、、#リクガメ pic.twitter.com/6ngfJ7FQpn— Akkey (@wen_20190818) November 4, 2019
リクガメの最大の特徴はやはり大きさで、種類により違いもありますが、ゾウガメは何と最大で甲長50センチを超える大型種もいます。
動物園などで見かける種類でアルダブラゾウガメやガラパゴスゾウガメは甲長1メートル、体重は250㎏を超え、完全に人間が背中に乗れますよね。
実際にペットとして飼うには、日本に流通している、ヘルマンリクガメやロシアリクガメが主となり飼いやすく小型サイズ20㎝ほどで人気です。
生体で20㎝程度、飼育ケースも小さくお勧めですが寿命は30年~50年ほど生きると言われ一生のパートナーとなりますので、大切に飼う事、また覚悟も必要になります。
ほんの少しだけお散歩🐢。。#アラブギリシャリクガメ #リクガメ pic.twitter.com/ftlU0cjc9Z
— みんとぅも@カメ🐢金魚好き (@tR9Efek3bpHRcZY) October 31, 2019
飼育するにはもともと日本に生息していないので環境を整える必要が出てきます。
基本的には飼育ケースは成長と共に大きくする必要がありますし、活発に動き回るのでスペースに余裕があれば大きめの物を準備しましょう。
自然下であれば一日数キロは歩くほど運動量が多く、注意したい点はひっくり返る事は命取りとなってしまうので、立体的な平地ではなく、平地を広くとるように環境を作るといいですね。
目安とすると甲羅の5倍ほどを基準として様子を見てあげて行ってください。
温度は28~32度、乾燥を好むと言っても最低でも40%の湿度は保つ必要があるので、留守でも安心のサーモヒーターや温度計を設置し適温を保つ事が大切です。
甲羅を維持するためには紫外線は必要不可欠ですので、バスキングライトで集中した光を照らす事も必要で、半日は照らしてあげましょう。
リクガメは変動動物でもあるため、自分で日向、日陰などを選べるように、ケージ内に温度勾配を作る事も重要になります。
準備が大変と感じるかもしれませんが、飼っていくうちに要領も分かり、一度購入すれば長く使えるので、楽しんで揃えてくださいね。
本日の入荷!
ケヅメリクガメ、ロシアリクガメ、ヘルマンリクガメです!
みんな甲長5〜6cmのベビーです! pic.twitter.com/cJKLmYAOo2
— ペットプラザ川西久代店 アクア小動物コーナー (@kawanishikushi1) October 10, 2019
床材も色々とショップにあるので試しながらその子に合ったものを選んであげましょう。
リクガメの餌でおすすめの種類や量は?
野菜を好むので小松菜、チンゲン菜、大根やカブの葉、サラダ菜などカルシウムを多く含む野菜がすすめです。
かぼちゃ、キャベツ、キュウリ、トマトなどとにかく野菜が大好物なベジタリアンなのです。
食べる姿がパクパクと可愛いのもリクガメを飼う上での醍醐味かもしれません。果物も食べますが肥満にならないように注意しながらあげる必要があります。
また野草も食べるので、タンポポ、オオバコ、クズ、ナズナ、クローバーなどの野草を摘みながら自然の空気に触れるのもいいですよ。
ただし、除草剤や排気ガスなどに注意しながら摘みましょう。
もちろんリクガメ専用フードも市販され、栄養価も高いですが、肥満防止のためにも補助的に与える事をお勧めします。
餌の量ですが幼体1年~3年ほどであれば食べ残す程度1日1回が目安になります。
成体になると1日置きでも大丈夫ですので、人工飼料は週に1回程度で充分ですので肥満にならない様に食べ残しを見ながら適量を見つけて管理していきましょう。
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与えてはダメな食べ物は何?
リクガメの餌でダメな食べ物とは、有毒な物質が含まれているものになります。
基本的には野菜が中心ですので、アクがあるものや、刺激の強いモノ、球根を持つ植物全般は避けた方が良いでしょう。
例えば、ワラビ、フクジュソウ、ヒガンバナ、スズラン、ヒヤシンス、オシロイバナ、ヤマゴボウ、アマリリス、トマトの葉、ジャガイモの葉と芽、ポインセチアなどがあげられますが、野草は特に注意したいですね。
分からない場合には上げない事が大切です。
基本的に葉の部分を主食としますので、人間も同様ですが好きな物を多く与えるという事ではなく、餌の基本はバランスよく与える事が重要になりますので、うまく組み合わせて健康を守ってあげましょう!