ペットブームもあり多種にわたる小型犬がいますが、室内でも抜け毛が少なく人気犬種のミニチュア・シュナウザー。
性格や特徴、飼い方など詳しく、お話していきますので参考にして下さい。
また注意したいミニチュア・シュナウザーの短所や欠点などについても理解しておく事は飼う上では大切ですので説明していきます。
ミニチュア・シュナウザーとは?
「ミニチュア・シュナウザー」とは
ネズミ駆除
輸送時の家畜の誘導
農家の倉庫番
小さな荷車を引く使役犬
として14世紀ころのドイツで活躍してきました。
シュナウザーの可愛いポイントのヒゲは、狩りの時にネズミなど小動物の反撃から身を守るためにひげを伸ばし、現在の姿になったと言われています。
ジャイアントシュナウザー
スタンダードシュナウザー
ミニチュアシュナウザー
と3種類の大きさがあり、現在は一番小さな体の「ミニチュアシュナウザー」が人気を博しています。
ドイツ生まれですがアメリカでも人気がありブルース・リーの愛犬であったことも有名です。
ドラマ「マルモのおきて」で登場した事で一気に人気が加速した犬種でもあり、「ムック」と言えば大抵の方が分かるのではないでしょうか。
体重は5㎏~7㎏、体高は30㎝~35㎝程度で、小さな獣の狩りをいていたため、体格は骨太で筋肉質な体型で体高と体調がほぼ均一なのも特徴の一つです。
使役犬として責任ある仕事をしてきたことから、警戒心が強く賢い犬種です。
ミニチュア・シュナウザーの性格は?特徴と短所など欠点は?
ミニチュアシュナウザーの性格は
とっても愛情深く
好奇心旺盛
なのでお子様のいるご家庭や多頭飼いでも友好的なので安心して飼えるところが魅力です。
頑固な面もありますが、飼い主に従順で何より家族に対しての愛情が非常に深い性格の持ち主で、しつけやルールを覚える事も得意なので初めて飼う人にも安心です!
懐こく友好的なので、柔軟性があり初心者の方には飼いやすいと言えますが、その反面、寂しがり屋で甘えん坊、極力一人になる時間は作らないようにしてあげてください。
飼うにあたり気を付けておきたい事は、知能レベルが高い分、敏感である面がストレスに代わってしまう事です。
また欠点とは言えませんが、よく吠える事が多く、しっかりとしつけしないと無駄吠えに繋がってしまいます。
好奇心旺盛だけど、繊細で臆病な面も併せ持つため、ちょっとした不安でもストレスになり吠えるようになる事があるので、飼い主さんはいつも平常心でいる事が大事です。
小さな体でしっかりとした筋肉質な体型で体力はありますが、激しい運動は必要ないので、遊びながら体を動かす程度でも構いません。
活発なので、飼い主さんと一緒に楽しめるフリスビーなどドックスポーツやアウトドアも出来るので楽しみが増えます。
また被毛はダブルコートで、下毛は密集し上毛は硬くワイヤーのような毛質なので抜け毛は少ないのも飼いやすさの一つです。
私も飼っており、手入れはしやすいですが、毛が柔らかいので長くなると毛玉が出来、絡まるとフェルト状になってしまい、通気性が悪く皮膚病を起こしてしまう点が唯一の欠点と言えるでしょう。
マメにブラシをしていればすぐに解決できるレベルですのでご安心ください。
お散歩や運動の後には軽くブラッシングをする習慣を付けておくと手間もかからず安心ですね。
トリミングに連れて行く事は必要で、連れて行く手間はありますが、色々なスタイルが出来るのもシュナウザーを飼う醍醐味の一つ、全く違う仕上がりになる楽しみが持てます。
色々なスタイルがあり、頭と足回りを丸くかっとしたプードルカット耳の毛をながめにした
「ミッキーカット」
全体的にふんわり仕上げた
「テディカット」
長いまつげをポイントにした
「まつ毛カット」
背中の真ん中を残した
「モヒカンカット」
など毎月違うカットで楽しめます。
毛色については
「ブラック&シルバー」
「ソルト&ペッパー」
「ブラック」
「ホワイト」
があります。
そして一番の特徴はやはり「眉」、一目見ただけで印象に残る仙人のような眉毛、基本は立ち耳でシャープな顔立ちの持ち主ですが、近年は垂れ耳のシュナウザーも多くなっています。
ミニチュアシュナウザーの見た目はしっかりとしたように見えますが、甘えん坊で寂しがり屋です。
お子様がいるご家庭や、初めて犬を飼う方に愛情いっぱいに育ててもらえると、深い愛情を飼い主さんたちに返してくれます。
飼い主の行動をしっかりと見ているので、良好なコミュニケーションをとる事で、自然と信頼関係を作ることが出来、初心者の方にはおすすめの犬種と言え、家族にとって素晴らしいパートナーになる事間違いなしです。